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『のりものマメ知識』 寝台特急「北斗星」

寝台特急「北斗星」は、24系客車を使用して1988年の青函トンネル開業と共に登場した上野~札幌間を結ぶブルートレインです。一大観光地である北海道への直通列車に相応しい列車として、当時のJRとしては個室寝台を多く備えたほか、ディナータイムは予約制のフランス料理コースの食堂車、シャワールームを備えたロビーカーなど、国内の列車では珍しい高いサービス水準を持つ列車として、高い人気を誇っています。特に登場当初は、寝台券が取りにくいことで知られ、当初の1日2往復から翌年には1日3往復に増発されました。現在では、青函トンネル内の新幹線工事時間を確保するために1往復に減便されています。

牽引する機関車は、上野~青森間はEF81形交直流電気機関車、青森~函館間はED79形交流電気機関車、函館~札幌間はDD51形ディーゼル機関車です。なお、今春にはEF81形に代わってEF510形交直流電気機関車が登場する予定です。

この「北斗星」と同区間を走るさらに豪華な列車といえば、1999年に登場した全寝台が個室A寝台という寝台特急「カシオペア」です。客車が1編成しかないため、毎日運行ではなく臨時列車の扱いですが、年間を通じて運行されています。
個室には、居室と寝室が独立している「カシオペア・スィート」、固定ベッド1台とソファーベッド2台のトリプルルームである「カシオペア・デラックス」、ベッドをセットするとL字型の配列となる「カシオペア・ツイン」の3タイプが
あり、高級感がある食堂車やロビーカーを備えるなど高いサービス水準を誇ります。日本の寝台車では初めてのステンレス車両で、車内設備だけでなく外観もブルートレインとは一線を画した寝台列車です。

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