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期間限定!「塩」が主役の激ウマ駅弁!!~仙台駅・塩竈藻塩弁当【前編】

塩竈藻塩弁当

駅すぱあとブログ開設以来、毎週皆様にお届けしてきた「全国駅弁レポート」。じつは今回ご紹介する駅弁が「最後の駅弁」となります!誠に残念ではありますが、最後の最後は「問答無用で美味しい駅弁」を紹介したい!と強く思い、選びに選び抜きました。さっそくご紹介しましょう。仙台駅にて期間限定で発売されている駅弁「塩竈藻塩弁当(しおがまもしおべんとう)」です。



お肉や魚を前面に出した人気駅弁は数あれど、調味料である「塩」を前面に出したものは、おそらく初めてなんじゃないでしょうか。最後に選んだ駅弁の主役が「塩」。別に奇をてらったわけではありません!駅弁としては850円というリーズナブルな価格でありながら、実に丹念に作りこまれていて美味しい。個人的には「今年一番の味」と太鼓判を押します!



さっそく中身をご紹介しましょう。封を開けるとまず目に映るのが、「塩竈の藻塩」と書かれたパッケージ。中には塩竈沖の海水を煮詰めた塩が入っています。これをおかずなどにふりかけて食べると、さらに芳醇な味が楽しめる、という趣向です。


では、宮城県産ひとめぼれを使ったおむすびから食べてみます。ひじき飯のおむすびは「素朴」でありながら「贅沢さ」も感じ取れる逸品。味がぼやけておらず、噛めば噛むほどヒジキの味が濃厚に広がっていきます。そしてもうひとつが「白飯むすび・桜花飾り」。塩竈(しおがま)神社の境内に咲く天然記念物の「塩竈桜」にちなんだおむすびです。これがまた絶妙。桜の花は単なる飾りではありませんでした。甘ずっぱくも酢がほんのり効いた桜の香りが、食べると鼻孔からフッと抜けていく感覚。さらに、「藻塩」をすこーし振ってみると、うーむ美味い!!表現できないほどの美味さ!!



「藻塩」と「おむすび」しか口にしていないのにかなり満足してしまいますが、おかずも多彩ですよ。あ、ちなみに駅弁にはお品書きが入っていて、お好みにより塩をつけて食べるのがオススメの品には「塩」マークが入っています。おむすびにも「塩」マークがついていました。おかずで「塩」マーク入りなのは、なす、かぼちゃ、蓮根、しし唐、パプリカの「野菜の素揚げ」と、「塩竈のカステラ蒲鉾」。かぼちゃは甘くホッコリしていて、改めて塩で頂く揚げ物の美味しさを再発見できます。笹蒲鉾は、しっかりと魚の味がします!本来、蒲鉾やちくわなどの練り物は魚の味がして然るべきもの。しかし昨今では加工の過程などで損なわれがちです。古き良き蒲鉾の姿が、この駅弁の中にありました。お品書きには「塩竈の老舗寿司店親方監修」とあります。実は塩竈は、1平方キロメートル当たりの寿司店の数は日本一といわれている寿司どころなんです。



藻塩をふらずとも美味しいおかずは、「鮭の粕漬け焼き」「三陸産昆布の佃煮」「香の物」、そしてデザートの「塩竈の藻塩入り焼き菓子」。すべてがすべて、高いクオリティを維持していました。心底満足して、ごちそうさま。
塩竈藻塩弁当
「藻塩」のパッケージは封ができるので、残ったら家に持ち帰ることができます。というよりも、それぞれのおかずは素材の味が活きているので、そんなに塩をふる必要はありません。なので、「使いきる」ようにしてしまうと塩辛すぎてしまうので要注意です。



さて次回は、藻塩のルーツを辿ってみたいと思います。日本神話の世界にまで遡りますよ!





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