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【週刊ノリスケ】 蒸気機関車ファン注目の初詣列車
蒸気機関車が似合う光景といえば、雪景色でしょう。観光のオフシーズンである冬に走る蒸気機関車は少ないため、SLクリスマストレインに期待する蒸気機関車ファンは大勢いらっしゃいます。本ブログでも、11月8日付け「【週刊ノリスケ】今年のクリスマストレイン 」で取り上げました。なかでも、首都圏からの行きやすさと美しい沿線風景でファンが多い磐越西線を走る「SL X'masトレイン」は、どのような雪景色となるのか気になっていた人も多かったはずです。 暖冬という長期予報の通り、12月に入っても例年より雪が少なかったのですが、クリスマストレインの季節を待っていたかのように強烈な寒気が日本列島を包み、磐越西線の沿線も例年以上の雪が一気に降りました。あまりの大雪に、運行予定のほとんどが運休した2005年の再現となることを恐れたファンも多かったのですが、それほどのことはなく、遅れはしたものの無事に雪中走行を見ることができました。 蒸気機関車ファンの次の楽しみは、山口線を走る初詣列車「SL津和野稲成号」です。この列車は、天候に恵まれる(?)と、沿線にかなりの積雪を期待できます。しかし、雪をまったく見ることができない年もあります。磐越西線以上に年によって沿線の光景が異なる列車なのです。この写真は2006年に長門峡付近で撮影した同列車で、線路際に雪が残る状況でした。果たして来年正月の山口線は、どのような状況になるのでしょうか?気にしている人も多いはずです。 また、「SL津和野稲成号」の魅力は雪景色だけではありません。実は、以前の山口線SL初詣列車は、通常の「SLやまぐち」号と同じ客車を使い、機関車も同じC57形で、違いは列車名が書かれたヘッドマークと先頭に掲げる日の丸だけという列車でした。大晦日の深夜から元旦の早朝にかけて新山口~津和野間を1往復したのち、三が日の日中に1往復するという運行形態でしたので、SL列車の中で新年を迎えるという楽しみはありました。ただ、撮影派にとっては雪でも降らないと面白味のない列車でした。 しかし、近年では機関車にC56形が起用されることが増え、客車が2両だけに減らされました。昨年からは、大晦日深夜の運行がなくなり、三が日の日中だけ1往復という運行になっています。また、客車も「SLやまぐち号」用のレトロ風客車ではなく、通常の臨時列車用12系客車2両となっています。非力なC56形が使われる時は、補助にディーゼル機関車が連結されるのですが、客車2両では補助機関車は不要です。C56が単独で急勾配に挑む姿が見られるのは珍しく、お正月ならではの光景です。 つまり「SL津和野稲成号」の魅力は雪景色だけではなく、通常の「SLやまぐち号」とはまったく違う姿で走る列車自体にもあるというわけです。来年の正月は、雪景色の中を走る魅力的な姿を見ることができるのでしょうか? それが楽しみです。 トラックバック
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