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【週刊ノリスケ】 ドクターイエローの撮影に成功!

山陽新幹線西明石駅に到着した「ドクターイエロー」

皆さんはドクターイエローと呼ばれる電車が東海道・山陽新幹線を走っていることをご存知でしょうか? 旅客用に使われる車両ではないので、時刻表には登場しませんし、乗ることもできません。正式には「新幹線電気軌道総合試験車」と呼ばれる車両で、安全に新幹線が運行できるように、走りながら線路や電気施設などをチェックする役目をもっています。

言わば縁の下の力持ちという役割の車両ですが、この写真のように目立つカラーリングでドクターイエローというかっこいい愛称を持っています。そのため、お子さま向けの本などで紹介されることも多く、乗り物好きの子供には人気があるようです。

東海道新幹線では、1969年に開業した時から電気試験車と軌道試験車を使い設備のチェックをしていました。博多までの山陽新幹線が全通すると検測区間が長くなりますので、これに対応するために、初代の新幹線電気軌道総合試験車922形が1974年にデビューしました。ドクターイエローという愛称は、この時に生まれています。この初代ドクターイエローは、初代新幹線電車の0系をベースにした車両で、最高速度210km/hで検測を行っていました。

その後、「のぞみ」の登場など東海道・山陽新幹線を走る列車も次第に変わってきたので、2000年に2代目のドクターイエロー923形が登場したわけです。写真でお分かりのように、700系電車をベースにした車両で最高速度270km/hでの検測が可能となりました。923形にはJR東海が所有するT4編成と、2005年にJR西日本が増備したT5編成の2編成がありますが、外観はほぼ同一です。

さて、ドクターイエローは毎日走っているわけではありません。しかも、JRではドクターイエローの走行日は公表していません。ただ、鉄道趣味誌などの記事やレールファンの目撃情報で、「のぞみ」と同じように主要駅のみ停車して検測する通称「のぞみ検測」と、各駅に停車しながら検測する通称「こだま検測」の2つの走行パターンがあることが知られています。前者はおおむね10日おき、後者はおおむね3ヶ月おきに行われているようです。また、検測は東京を起点に行われ、2日間で博多まで往復します。したがって、下りが走ったことが確認できたら、ほぼ間違いなく翌日には上りが走ります。この写真も、「下りが走ったのを見た」という話を聞いて、翌日に西明石駅に出かけて捕らえたものです。この日は、走る回数が少ない「こだま検測」だったようで、西明石では10分以上停車して、「のぞみ」や「ひかり」に追い越されていました。

列車が着いたホームには、小さなお子さまを連れた人も居て、停まったドクターイエローをバッグに記念撮影をしていました。なかなか見ることができない列車だけに、撮影していても嬉しくなりますね。

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