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【週刊ノリスケ】 「こだま」に格下げされた最速新幹線500系電車

500系「こだま」編成

500系新幹線といえば、子供の頃に見た絵本で「未来の列車」として描かれていたロケットのような外観も持つ東海道・山陽新幹線を走る電車です。JR西日本が山陽新幹線でのスピードアップを図って開発した電車で、最高速度は300km/h、ギネスブックに世界最速の電車として掲載されました。

1997年3月に新大阪~博多の「のぞみ」でデビューし、同年11月には東京~博多の「のぞみ」でも運転を開始しました。それから10年間、東海道・山陽新幹線の第一線で活躍を続けましたが、東海道新幹線内のスピードアップを実現し、山陽新幹線内もほぼ同じ速度で走ることができるN700系電車が登場してからは、徐々に活躍の場が狭くなってきました。2007年12月16日の週刊ノリスケにも「2008年3月のダイヤ改正で500系が東京駅から姿を消すかも」と書いたのですが、予想は外れ、今でも東京~博多を1日2往復してます。しかし、11月10日から1日1往復となることが発表されました。

≪現在の東京~博多500系「のぞみ」≫
  のぞみ 06号 博多07:00→東京12:13
  のぞみ 29号 東京12:30→博多17:44
  のぞみ 28号 博多12:00→東京17:13 ※11月9日まで
  のぞみ 51号 東京17:30→博多22:44 ※11月9日まで

残る1往復は、ほぼ明るい時間帯を走りますので、お名残見学に向いてます。

あと注目したいのが臨時「のぞみ」です。東京~博多で最大1日2往復が500系で運転されると予告されていますので、この秋の連休が狙い目ですね。

前置きが長くなりましたが、この写真は8両編成に短縮されて山陽新幹線の「こだま」で使われる500系です。昨年の秋、話題を集めて引退した0系電車に代わって山陽新幹線にデビューしました。山陽新幹線の「こだま」に短編成化された0系や100系電車は4両編成や6両編成でしたが、500系は車両のシステム制限で8両編成より短くするのが難しいのです。これまでの「こだま」よりは長い編成ですが、格落ちの感は免れないですね。

100系の「こだま」用編成では、0系を引継いで全車が2列&2列シートになっていますが、この500系では以前と同じ2列&3列シートのままです。ただし、座席指定車の6号車はグリーン車の格下げ使用ですので、2列&2列シートで座席の前後の間隔も以前のままです。さすがに読書灯やフットレストなどは撤去されてますが、ゆったりとした座席にはおトク感を感じます。

ただ、格安で好評な「こだま指定席往復きっぷ」を利用する場合は、5号車など2列&3列シート車の利用になりますので、グリーン車格下げを期待するならこのきっぷは使えません。

500系を使う「こだま」は、723・737・746・766・768・770・783・787・854・858・859・865号です。意識しないとなかなか出会えませんが、「こだま」用となった姿をねぎらう気持ちで乗車してみたいですね。

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