
京浜急行は、山手線南部にある品川から横浜経由で三浦半島を結ぶ私鉄です。「赤い電車」というテーマソングがあるくらい、赤い塗色の電車として知られています。品川の一つ北にある泉岳寺から都営地下鉄浅草線に乗り入れ、千葉県に至る京成電鉄まで直通運転を行っています。また、1998年からは空港線が羽田空港の旅客ターミナル地下に乗り入れるようになりました。これにより、空港アクセスの一翼を担うことになり、都心や横浜方面から羽田空港への足となっただけでなく、成田空港との連絡路線としても活用されています。羽田空港のアクセスには東京モノレールが知られていましたが、ターミナルビルに直結したことで京浜急行も知名度を大きく上げました。空港線の大部分の列車は、快特・特急・急行として品川や横浜方面と直通運転を行っており、空港アクセスに威力を発揮しています。
この赤い電車の京浜急行で、青い電車が2編成だけあります。それが、2005年に登場した「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」です。青い色は、「羽田空港の空」と「三浦半島の海」をイメージしたものだそうです。主に泉岳寺~三崎口間の快特で使われる2100形と大師線を除く京急全線のみならず都営浅草線や京成電鉄・北総鉄道にも乗り入れる600形にそれぞれ1編成だけですので、特にこの写真の600形「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」には簡単には出会えません。
走り始めて4年にもなりますので、筆者自身は何回か見ていますが、塗色の由来である羽田空港に向う電車で使われていたのは初めてでした。実は、この日は京急久里浜から羽田空港に向ったのですが、京急久里浜で2100形の「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」を見ていたのです。半日の間に、この特別塗装がイメージした場所で2編成共見ることができるとは「なかなか運がよい」と思ったのですが、どうも見るだけで運を使い果たしていたようで、その後は特に良いことはありませんでした。
「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」がどの列車に使われるかは、京浜急行のホームページに2100形の当日と翌日の予定が掲載されるほか、600形の当日の予定は「京急ご案内センター」で判るそうです。でも、偶然を期待して京浜急行に乗る方が運試しのようで楽しいですね。