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鉄道会社がほたるを育てる!?初夏の夕闇にほたる舞う

ほたる「初夏」といえば聞こえはいいものの、日本は南から次々と梅雨入りしています。じめじめしてうっとうしい梅雨ではありますが、梅雨ならではの風物詩があることも見逃せません。花は紫陽花。そして初夏の夕闇は、ほたるです。

昨年の「駅すぱあとアンテナ」6月号の特集「ホタル舞う里」では、長野県上伊那郡の松尾峡と、滋賀県米原市をご紹介しました。長野県上伊那郡では今年も「ほたる祭り」が6月21日(土)から6月29日(日)まで催されます。一方、滋賀県米原市では6月9日(月)から6月15日(日)の期間中、「天の川ほたるまつり」を開催。ぜひ足を運んでみてくださいね。

他にも、ほたるの名所は全国各地にあります。そこで今回は、ほたるの名所と、アクセスに便利な臨時列車をご紹介しましょう。

まずは山口県岩国市。同市を流れる府谷(ふのたに)川の流域は、天然のほたるの群生地として知られています。6月14日(土)には「ほたる祭り」が開催され、ほたる鑑賞はもとより、神楽やふるさと市、じゃがいも掘りなどのイベントも開かれます。会場となるのは府谷川沿いの土手。錦川清流線錦町駅からタクシーで10分程度の距離です。錦川清流線は、山口県岩国市を走る錦川鉄道の鉄道路線。お祭りの日には「ホタル列車」が運行されます。また、同鉄道では「岩日北線記念公園」内の遊覧列車「とことこトレイン」を運行中。宇佐川沿いの美しい自然や光のトンネルなど、見どころ豊富。ぜひこちらも乗車してみてください!

さて、お次は車窓からほたるを鑑賞できるとっておきのスポット。みちのくの地を走る第三セクターの鉄道、秋田内陸縦貫鉄道(通称・秋田内陸線)です。昨年、ほたるが舞う季節に臨時列車「ホタル号」を運行。とりわけ多くのほたるが生息している米内沢駅~桂瀬駅間では、一部の区間で車内灯を消し、減速・停車しました。

ほたる秋田内陸線では観光客誘致の目的で、ほたるの卵の産卵、孵化を社内で行っています。社員の皆さんが仕事の合間を縫って、交代で世話をしているそうです。今年の運行日程の詳細はまだ発表されていませんが、6月下旬から7月上旬頃になる予定とのこと。車窓からほたるが眺められるのは、おそらくここだけではないでしょうか。ぜひ一度、見てみたいですよね。

ほたるを巡る鉄道の旅、ご家族やお仲間とぜひお出かけください。

駅すぱ「特集」後日探訪:2007年6月号の特集『ホタル舞う里』より

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