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【週刊ノリスケ】 京阪電鉄が伝統ある電車塗装の変更を発表

黄色と赤色の京阪特急用車両

大阪と京都を結ぶ京阪電鉄では、大阪市内で中之島線を建設中です。同線は、現終点の淀屋橋より2駅手前の天満橋で分岐し、既存線と平行に西進して、淀屋橋のさらに西側に新設する中之島に至る新線です。本年10月19日に開業する事がすでに発表され、この開業を機に京阪グループのイメージチェンジを図ろうとする計画がいろいろと進行中です。

まずは、4月15日の中之島線開業日発表と同時に、新しいシンボルマークとスローガンが発表され、すでに使用が始まっています。さらに、新形車両3000系電車の登場と既存車両の塗装を一新する事も同時に発表されました。新形車は中之島線開業と同時のデビューだそうですが、新塗装の車両は5月から走り出すようです。

この写真にある、現在の黄色と赤色という鮮やかな特急用車両の塗装は、1951年に新製された特急用1700系電車で初登場したものです。以後、代々の特急用車両に受け継がれ、現在でも8000系電車などに塗られています。50年以上も前に登場した塗装を今も変えていない鉄道はかなり少数派です。新しい特急用塗装は黄色と赤色ながら塗り分けを変え、上部が赤色、下部が黄色となり、色の境界部には金帯が配されます。

新形車両の形式が3000系で、この写真の特急も3000系電車と気が付いた人は、なかなかの京阪通ですね。この写真の3000系は、リニューアルを受け1編成だけ残っているもので、今も後継車として登場した8000系電車と共に特急として走っています。新形3000系のデビューと引き換えに廃車されると言うことはなく、8000系に編入され、今後も活躍するそうです。

特急用以外の電車に使われている緑色の濃淡2色の塗装は、1957年に新製された1650形電車で登場しており、こちらも50年以上の伝統があります。新塗装では緑色の伝統を受け継いで、上部が濃緑色、下部が白色で、境界には黄緑色の帯となります。

新形の3000系は、上部が紺色、下部が白色、境界に銀帯という塗装で登場しますので、新しい京阪では3つのカラーパターンが共演することになります。2012年までに塗り替えを完了させる予定だそうですから、今の塗装が見られるのは長くてもあと4年半ほどのようです。

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