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【週刊ノリスケ】 JRグループが来春ダイヤ改正を発表

寝台特急「富士」

去る12月20日、JRグループが一斉に2008年3月15日ダイヤ改正の概要を発表しました。今回の改正の目玉は、12月16日付の「週刊ノリスケ」で触れたように、東海道・山陽新幹線の新形車両N700系が本格的に運用を始めることです。これにより、東京~博多ではN700系の性能を生かした最速の「のぞみ」が毎時1本走ります。

このため、東海道・山陽新幹線では大幅にダイヤが変わります。これを生かして、西日本では新幹線に接続する在来線特急を中心に、より利便性を高めるように時刻が変わるようです。

このダイヤ改正で、新幹線に次いで…あるいはそれ以上に、話題を集めそうな変化は、“ブルートレイン”という愛称で知られる客車寝台特急の大幅縮小でしょう。これは、JRからの正式発表を前に、一部のマスコミで報じられましたので、レールファンの間ではすでに話題となっていました。

まず、京都と長崎を結ぶ「あかつき」、京都と熊本を結ぶ「なは」が廃止されます。これで、1965年に誕生して以来、40年以上も続いてきた関西と九州を結ぶブルートレインは、ついに幕を降ろします。また、大阪と青森を日本海に沿って結ぶ「日本海」は2往復あるうちの1往復が廃止され、上野と札幌を結ぶ「北斗星」も同様に2往復のうち1往復が廃止です。さらに、急行なので人によっては“ブルートレイン”には含めない東京と大阪を結ぶ急行「銀河」も廃止です。この列車は、夜行急行の中でも別格で、特急に準じた扱いがなされることが多く、今も車両の面では特急と同格です。

この結果、2008年3月ダイヤ改正以降は、関西以西に向かう“ブルートレイン”は、この写真の東京と大分を結ぶ「富士」と東京と熊本を結ぶ「はやぶさ」のみになります。この列車は、東京と門司の間は併結(複数の列車を連結して1本の列車として扱う)運転されますので、東海道・山陽本線で見られる“ブルートレイン”は実質1往復だけになります。東北・北陸方面には、上野と金沢を結ぶ「北陸」、秋田経由で上野と青森を結ぶ「あけぼの」の各1往復が運転されます。なお一部の新聞報道によれば、「富士・はやぶさ」は2009年春での廃止の方針が固まっているようです。

寝台は全ての個室になっている「サンライズ出雲/瀬戸」や、ロビーカーや食堂車がある「北斗星」「トワイライト・エクスプレス」「カシオペア」も魅力的ですが、昔ながらの実用本位の夜行列車の面影を強く残すブルートレインにも乗っておきたいですね。

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