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峠の釜めしの「峠」たるゆえんとは?JR横川駅・峠の釜めし【後編】
その際、軽井沢の前に立ちはだかっている碓氷峠を越える必要があります。そして峠に差し掛かる手前の駅が横川駅。海抜387メートルの横川駅に対して、お隣りの軽井沢駅の海抜は939メートル。どれだけ急勾配だったかがわかりますよね。そのため横川駅では、列車を押し上げる補助機関車の連結が行なわれていました。下り列車も機関車のブレーキを利用して下ってくるため、連結の取り外しも行なわれます。その「待ち時間」に乗客は何をしていたか?そうです、皆こぞって横川駅の駅弁「峠の釜めし」を購入したのです。 これからリゾート地に赴くわけですから、否応なしにワクワクしています。峠をゆっくりと登る電車に揺られ、車窓の風景をみながら味わう釜めし。美味しくないわけがありませんよね。まさに「峠」の味です。
軽井沢まで着かず、終着駅となった横川駅。代わりにバスが運行しているものの、往年のピーク時に比べるとどうしても客足は減ります。そのため、おぎのやさんは釜めしの販路を拡大。現在では諏訪インターや横川サービスエリア、ドライブイン横川店などで販売され、クルマで訪れる人々にも愛されています。 一方、横川駅や一時代を築いた電気機関車たちはどうなったのか?廃線や横川運転区の跡地を利用して、現在では碓氷峠の鉄道の歴史をまとめたテーマパーク「碓氷峠鉄道文化むら」がオープンしています。歴史資料を集めた鉄道資料館や、Nゲージなどの模型で再現された碓氷峠のジオラマ、そして当時使われていた車両庫を活用した実車展示、EF63形電気機関車や189系特急あさま号のシミュレーターなどが楽しめます。そしてなんといっても目玉は、実際に碓氷峠専用EF63形電気機関車の運転体験ができること!!1日かけて講習を受けて、修了試験に合格すれば、晴れてホンモノを運転できるんです。詳しくは同施設の公式ホームページをご覧ください。 現在は百貨店の駅弁大会などで「峠の釜めし」を食べられる機会は増えていますが、やっぱり現地・横川で堪能したい、そんな気持ちになりました! トラックバック
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