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この味、まるで竜宮城!?釧路駅・たらば寿し【前編】

釧路駅・たらば寿し北国への旅の楽しみは、なんといっても海の幸!東京で食べると値が張るけれど、北海道ならリーズナブルな価格で、なおかつ「嘘っ!?」と絶句するほどの「大盛り」に出会うこともよくあります。ちびちびと口に運ぶのではなく豪快に、口いっぱいにウニやイクラをほおばったときの快感たるや!食の「世界遺産」といっても過言ではありません。

そんな快楽、じつは駅弁でも楽しむことができます。今日紹介するのは北海道・釧路駅で販売されている「たらば寿し」。その名の通り、主役は「タラバガニ」です。八角形の器の中央が透明になっていて、あたかもショーウィンドーのような効果を発揮している八角形の器を開けると、目に飛び込んでくる具の数々。中央に蟹がデーンと載っています。これが惚れ惚れするような太さ!いわゆる「棒肉」といわれる部分を「開き」にしたものが2本、それと爪部分の肉が入っていました。箸で掴んでガブリと食らいつくと、納得の美味さです。余計な味を足さず、蟹本来の旨味がジワーッと口の中に広がっていきます。酢飯の加減もちょうどよく、蟹の旨味を引き立たせてくれています。棒肉だけでなく、フレーク状になっているカニもあり、こちらはパッケージをみると「アブラガニフレーク」とありますが、味は「タラバ」と比べても遜色ありません。ご飯と一緒に楽しみましょう。

そんな蟹たちの脇役を務めるのが、イクラとサーモンの切り身。贅沢です。魚介類を次から次へと食べて、少々口の中が塩ッ気を帯びてきたと思ったら、ほのかな甘さを醸す錦糸玉子とご飯をかっこめばOK。箸休めに昆布巻き、漬物もあり、シンプルながらも脇役を厳選し、「飽きのこない駅弁」を追求した姿勢がみてとれます。

釧路駅・たらば寿しちなみにこの「たらば寿し」、数ある北海道の海鮮系駅弁の中でも知名度が高く、人気を誇っています。各地のデパートなどで行われる催事でも評判で、テレビなどのメディアに登場することもしばしば。2006年、毎日放送制作の番組内グルメコーナーで、いまやグルメレポーターの第一線を走る彦麿呂さんに「まるでタラバガニの竜宮城やーん!!」といわしめたほど。ちなみに2006年5月10日付の釧路新聞でも「彦摩呂さんも太鼓判!」という見出しのもと、放映があった直後に道内の視聴者が連休中に殺到、キオスクでは5分で売り切れて突発的なブームが起きた、と報じています。うーむすごい。「たらば寿し」、そして彦磨呂さんの経済効果はすごいの一言に尽きます。

さて、次回はそんな「たらば寿し」の主役、「たらばがに」と釧路のオススメ“食”スポットをお送りいたします。


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