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ファンのみぞ知る「要予約」駅弁! 米沢駅・鯉弁当【前編】

いよいよ始まりました全国駅弁レポート!
その第一回目を飾るのは、山形県米沢駅の「鯉弁当」です。

ben01.gifまずはじめにショッキングな事実を明かしましょう。この駅弁、じつは駅の販売所に並んでいません!食べたい方は米沢駅を訪れる2、3日前に、駅弁を作る有限会社松川弁当さん(0238-23-0725)に電話で予約をする必要があります。つまり知る人ぞ知る、知らなかったら巡り合えない駅弁なんです。レポート第一回目は有名駅弁にしようかな・・・とも思いましたが、あえて「幻の駅弁」から攻めてみたいと思います!

文字通り、メインのおかずは「鯉」。鯉の甘露煮が中央にドーンと鎮座しています。見た目、ちょっと食べにくそう。しかしさっそく箸でむしると、十分煮込んであるせいか、うまい具合に食べやすい一口サイズにポロッと取れます。うん、うまい!川魚特有の泥臭さなど微塵もなく、ほどよい甘辛さが後味としてじんわりと口の中に広がっていきます。食感は栗のよう、いや、栗よりも多少ねっとりしていて、沖縄名物の「とうふよう」を少し固くしたかんじとでもいいましょうか。いやーこれはご飯が進みます。鯉などの川魚は小骨を取るのがめんどくさい、という人もいると思いますが、甘露煮なので骨もバクバク食べれます。
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食べ進めていて思ったのですが、鯉はもとより煮物や付け合せなど、全体的に味付けが濃い目です。東北の駅弁の特徴ですね。それゆえ、まずは「肴」にして一杯やってから、「おかず」としてご飯をやっつける(といってもご飯も美味しいですよ!)、という食べ方がオススメです!土産として持ち帰り、夜に鯉弁当で晩酌、というのもオツですね。甘露煮が文字通り甘めなので、お酒は純米辛口などが合いそうです。

もうひとつ、駅弁の中に山形名物を発見しました。甘辛い味噌を青じそで巻いてカラリと揚げた「しそ巻き」です。丸ごといっぺんに口にいれないようにしてくださいね。これひとつでご飯一杯いける!というと少し大袈裟ですが、ちょっとづつかじりながらご飯をかっ込んだり、お酒をちびりちびりやるには最高の肴かも。

さて、ひとしきり満足したところでひとつの疑問が持ち上がりました。なぜ米沢で「鯉」なのか?その訳は【後編】でお届けします!

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